かぶのスープはあっさりしていて、かぶの甘さが引き立つような感じです。皮なしのミニウインナーをそのまま入れると、お子さま好みのスープに!春にお店に出回る小かぶを利用すると、使いやすく、美味しく食べられますよ。
■材料(4人分)
・かぶ(小) 5~6個
・かぶの葉 2~3束
・パプリカ(赤) 1/2個
・わかめ 10g
・水 1ℓ
・ホタテ貝柱スープの素 大さじ1
・鶏ガラスープの素 大さじ1
・塩 適量
・コショウ 少々
■作り方
1)鍋に水とくし切りにしたかぶの根を入れて、沸騰してきたらホタテ貝柱スープの素・鶏ガラスープの素を入れ、弱火~中火でかぶが少し柔らかくなるまで火を通す
2)1cm位に切ったかぶの葉、1cm角に切ったパプリカを入れて火を通す
3)全体に火が通ったら、戻して切ったわかめを入れて、塩・コショウで味を調えてできあがり!
【主な栄養素】
かぶは根(白い部分)と葉では栄養成分が違います。根は淡色野菜でビタミンCを多く含み、でんぷん消化酵素のアミラーゼを含んでいます。葉は緑黄色野菜で、カロテン、ビタミンC、鉄分、カルシウム、カリウム、食物繊維などを含んでいます。これらの成分はガン予防にも効果的。
また、春の七草にも入っていて、胃腸を温める働きがあります。
かぶは灰汁が少ないので、和・洋どちらでも美味しく食べられます。熱に弱いビタミンCを活かすなら生食がお勧めです。
【調理法&食べ方】
かぶのスープと一緒に「かぶの混ぜご飯」もどうぞ!
・かぶの根の方はきゅうりの輪切り位の大きさ・薄さにスライスして塩もみをし、水を切る。
・かぶの葉は茹でて細かく切る。
・熱いご飯に鮭フレーク(鮭フレークの量は、ご飯と混ぜて薄味よりは少し濃いめ)と塩もみして水にさらし絞ったかぶの根と、細かく刻んだかぶの葉を入れ混ぜて茶碗に盛ります。
・お好みで、パルメザンチーズとコショウをふりかけて出来上がり!
・かぶは、葉付きのまま保存すると水分が蒸発してしまうので、葉と根に分けて保存すると良いでしょう。
(レシピ担当/根本麻貴子)